OS10とOS11の違い

OS10の特徴は、過去のバージョンをよりブラッシュアップし、使い勝手を増しているところです。
ホーム画面を下から上にスライドさせることで表示されるコントロールセンターは、機内モード、Wi-Fi、Bluetooth、おやすみモードなど、アイコンをタップするだけで簡単にオンオフが可能なだけではなく、柔軟なカスタマイズも可能となり、例えば、よく聴く音楽のショートカットを設置すれば、聴きたい時に、いつでもワンタップで呼び出すことができます。
さらに、iPhone5s以降のモデルであれば、3D Touchにも対応し、アイコンを押し込むことでポップアップメニューが表示されるなど、このコントロールセンターに、多くの機能が集約され、毎回ホーム画面に戻りアプリを開き直す手間が省けるなど、利便性が大幅に高まりました。
その他にも、iMessageで顔文字が簡単なステップで呼び出せるようになったり、写真アプリでは、Markup機能により、写真に手書きで文字や絵を描けたり、スライドショーを簡単に作成できるなど、使いやすさと、エンターテイメント分野での進化が目立っています。
OS11の特徴は、インターフェイスの大幅な刷新にあります。
前述のコントロールセンターで比較すると、OS10の場合は、スクロールさせることでいくつかのメニューが切り替えられましたが、OS11では、1画面にすべての項目が表示されるようになっただけではなく、これまで以上に、自由にアイコンの配置をカスタマイズできるようになりました。
また、キーボードは、縮小して画面の端に寄せて表示できるなど、片手での操作や、入力のステップを少なくする傾向のアップグレードが顕著です。
マルチタスク機能は、OS10までは、単なる複数アプリの切り替えに過ぎなかった機能でしたが、OS11では、アプリ間でデータをドラッグアンドドロップしてコピー、移動できるなど、パソコンに近いフィーリングの便利な機能が追加されました。
OS10とOS11の、最も大きな違いは、完全64bit化へと移行するところです。
OS10までは、32bitと64bitのアプリ両方に対応していましたが、OS11では64bitアプリのみが動作します。
64bit化することにより、高度な演算処理の高速処理が可能となり、iPhone8やiPhoneXに搭載されているAR機能、iPhoneXに搭載されているTrueDepthカメラによる顔認証機能など、新たなハードウェアが活かされるオペレーティングシステムとなっています。